四国八十八カ所
巡拝

風景

第88番札所医王山大窪寺

ご本尊:薬師如来

<ご真言>
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

<ご詠歌>
南無薬師 諸病なかれと願いつつ
訪れる人は 大窪の寺

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

医王山大窪寺(いおうざんおおくぼじ)とは
南側の二天門と呼ばれる山門を抜けて石段を登ると、正面に本堂、阿弥陀堂が建てられて
います。
結願の寺にふさわしい雰囲気の佇まいにございます。
寺の歴史は古く、養老元年(717)に行基によって創建され、9世紀の初め唐から帰国した
弘法大師が,胎蔵ヶ峰の岩窟で求聞持法を修して薬師如来を彫り、堂宇を整えたと
伝えられています。

 本堂は、礼堂と中殿、二重多宝塔となっている奥殿からなり、ご本尊の薬師如来と
 三国伝来の錫杖は、奥殿に祀られています。
 深山に広がる境内には、春の桜や秋の紅葉など四季折々の美しさを見せ、結願を迎えた
 遍路旅の疲れを癒してくれます。

薬師如来さま ご真言お唱え奉ります
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

弘法大師さま ご真言お唱え奉ります
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

合 掌

福 江