四国八十八カ所
巡拝

風景

第83番札所大宝院一宮寺

ご本尊:聖観世音菩薩

<ご真言>
おん あろりきゃ そわか

<ご詠歌>
さぬき一の 宮の御前に仰ぎきて
神の心を 誰かしらゆう

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

大宝院一宮寺(だいほういんいちのみやじ)とは
一宮寺の創建は、大宝年間(701〜704)とされ、法相宗の高僧義淵(ぎえん)によって開かれ
たと言われています。
当初の寺名は大宝院でしたが、田村神社が創建されその管理を行う別当寺となったことから
一宮寺と改められました。
義淵の弟子にあたる僧行基が、別当を務め堂宇を修築。その後、大同年間(806〜810)に
弘法大師が、ここを訪れて聖観音菩薩を刻んでご本尊とし,寺を真言宗に改宗したと伝えられ
ています。

 正面にある本堂は、元禄14年(1701)に再建されたもので、秘仏である聖観音菩薩が安置
 されています。

いつの世も 観音さまの御心は
お供え花の 静穏に観せられる

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第83番札所一宮寺〜第84番札所屋島寺までの距離:約15.8km