四国八十八カ所
巡拝

風景

第77番札所桑多山道隆寺

ご本尊:薬師如来

<ご真言>
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

<ご詠歌>
ねがひをば 仏道隆に入りはてて
菩提の月を 見まくほしさに

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

桑多山道隆寺(そうたざんどうりゅうじ)とは
道隆寺の開祖は、この地の長者・和気道隆が奈良時代にお堂を建てたのが始まりと伝えられ
ております。
天平勝宝元年(749)のころ、桑畑で光る桑の木を見つけ魔物かと思い矢を放つと、乳母が
倒れておりました。
悲しんだ道隆は、乳母を弔う為に桑の木で薬師如来像を刻み、小さなお堂を建てました。
それがこの寺の始まりだと伝えられています。
その後、道隆の子で弘法大師の弟子にあたる朝祐(ちょうゆう)法師という僧が七堂伽藍を
建立、寺号を道隆寺に改称しました。

 堂内に安置されている薬師如来像は、50年に1度しか開帳されることのない秘仏です。

この世をば 去りて浄土へ 帰る日は
仏に抱かれ 心安らかなり

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第77番札所道隆寺〜第78番札所郷照寺までの距離:約7km