四国八十八カ所
巡拝

風景

第73番札所我拝師山出釋迦寺

ご本尊:釈迦如来

<ご真言>
のうまくさんまんだ ぼだなんばく

<ご詠歌>
迷いぬる 六道衆生救わんと
導き山に いずる釋迦寺

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

我拝師山出釋迦寺(がはいしざんしゅっしゃかじ)とは
寺の縁起によれば、弘法大師が7歳の時、ある誓いをたてて、我拝師山に登り
「我が願いが叶うなら、釋迦よ姿を現したまえ、もし叶わぬのならこの身を、諸仏に捧げる
」と祈って断崖絶壁から身を投げられました。
すると釈迦如来と天女が現れ、大師は天女に抱き留められたのです。
その後、弘法大師は、ここにお堂を建てて釈迦如来を刻み、ご本尊として安置し、寺の名を
出釈迦寺とされたと云われております。

 出釈迦寺の奥の院捨身ヶ嶽禅定は、標高481mの我拝師山の山頂近くに建てられて
 います。
 弘法大師はその後、この捨身ヶ嶽の絶壁の上で虚空蔵求聞持法を修行したと云われて
 おります。

幼子も 手を合わせしこの地には
今でも続く お大師さまのご加護

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第73番札所出釈迦寺〜第74番札所甲山寺までの距離:約2km