四国八十八カ所
巡拝

風景

第71番札所剣五山弥谷寺

ご本尊:千手観世音菩薩

<ご真言>
おん ばざら たらま きりく そわか

<ご詠歌>
悪人と 行連れなんも弥谷寺
ただかりそめも 善き友ぞよき

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

剣五山弥谷寺(けんござんいやだにじ)とは
讃岐平野に突き出た弥谷山の中腹にある弥谷寺は、行基が山の上から、中国・四国地方の
八国を展望したことから、東の峰に阿弥陀如来、西の峰に釈迦如来を祀って蓮華山八国寺と 名付けられたと云われております。
この場所は、弘法大師が7歳から12歳まで勉強された場所で境内には、弘法大師が籠った
岩窟があります。
唐から帰国した弘法大師が密教の秘法を修行していた時、五柄の宝剣が降ってきて
金剛蔵王権現のお告げを聞き、千手観世音菩薩を刻んで安置されたと云われております。
これが山号の由来です。また、一帯は谷が多いことから寺名も弥谷寺とされました。

この地まで 辿りて拝し一時の
岩風届く 歩みのお行

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第71番札所弥谷寺〜第72番札所曼荼羅寺までの距離:約4km