四国八十八カ所
巡拝

風景

第68番札所七宝山神恵院

ご本尊:阿弥陀如来

<ご真言>
おん あみりた ていぜい からうん

<ご詠歌>
笛の音も 松吹く風も 琴弾くも 
歌うも舞うも 法のこえごえ

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

七宝山神恵院(しっぽうざんじんねいん)とは
大正3年(703)文部天皇のころ、琴弾山(58.6m)の山頂で、修行中の法相宗の日証上人が、
一隻の船を発見、船の中から琴を弾く音と宇佐八幡大明神と名乗るお告げが聞こえたこと
から、船と琴を山頂に、そして八幡神の本地仏である阿弥陀如来を納めて一宇を建立したと
伝えられています。
後に、弘法大師が阿弥陀如来像を描き安置して札所に定められました。

 寺は明治の神仏分離令で観音寺の境内に移され、1寺2霊場の札所となりました。
 コンクリートと白木を組み合わせたモダンな建物が神恵院です。
 本尊は秘仏ですが、そっくりの模型像を拝観することができます。
 宝物館では、釋迦涅槃像や琴弾八幡本地仏像図など国の重要文化財に指定されて
 おります。

静かなる お堂に拝し奉る
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第68番札所札所神恵院〜第69番札所観音寺までの距離:約0km