四国八十八カ所
巡拝

風景

第67番札所小松尾山大興寺

ご本尊:薬師如来

<ご真言>
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

<ご詠歌>
植えおきし 小松尾地寺を眺むれば
法の教えの 風ぞふきぬる

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

小松尾山大興寺(こまつおざんだいこうじ)とは
天平14年(742),東大寺の末寺で熊野三所権現鎮護の霊場として開かれたのが始まりだと
伝えられており、延暦11年(792)嵯峨天皇の勅願により弘法大師がこの地を訪れ
熊野三所権現鎮護の霊場として開創しご本尊の薬師如来を刻まれ、堂宇を建立して 安置されたと伝えられています。

 本堂左側の弘法大師堂に納められている弘法大師坐像は鎌倉時代の作と云われ、
 四国八十八カ所で一番古い大師像だと云われております。
 本堂右側の大師堂は天台大師堂で、天台宗真言宗の二大宗派が共存する異色の寺院で
 あったようです。

わが心 人の心に慈しむ
大悲の教え 今も賜る

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第67番札所大興寺から第68番札所神恵院までの距離:約9km