四国八十八カ所
巡拝

風景

第62番札所天養山宝寿寺

ご本尊:十一面観世音菩薩

<ご真言>
おん まかきゃろにきゃ そわか

<ご詠歌>
さみだれの あとにいでたる玉の井は
しらつぼなれや 一の宮かわ

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

天養山宝寿寺(てんようざんほうじゅじ)とは
聖武天皇は天正年間(729〜749)に大己貴尊(おおなむちのみこと)のご神託を受け諸国に
一宮を建立、宝寿寺は伊予国一の宮として建立されたのが始まりだと伝えられています。
大同年間(806〜810)に弘法大師が来錫、光明皇后をかたどった十一面観世音菩薩を刻んで
本尊とし、寺号を宝寿寺と改め四国霊場に定められました。

 境内に入ると、正面には旧本堂で、その奥に現在の本堂があります。
 本堂の中には、秘仏である本尊の十一面観世音菩薩、千手観世音菩薩、不動明王が祀られ
 ております。
 門前には「一国一宮別当宝寿寺」と記された四国八十八カ所で最古と云われる石の
 道路標識が立っております。

我が里の観音さまを思いつつ
ご本尊さまに礼拝

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第62番札所宝寿寺から第63番札所吉祥寺までの距離:約1.4km