四国八十八カ所
巡拝
第61番札所栴檀山香園寺
ご本尊:大日如来
<ご真言>
おん あびらうんけん ばざら だとばん
<ご詠歌>
のちの世を 思えばまいれ香園寺
とめてとまらぬ 白滝の水
<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
栴檀山香園寺(せんだんさんこうおんじ)とは
用明天皇(585〜587)の病気平癒を祈願して聖徳太子が創建,この時金衣白髪の老翁が飛来、
ご本尊の大日如来を安置し、天平年間(729〜749)には行基が、大同年間(806〜810)には
弘法大師が来錫、一時は七堂伽藍六坊を備えていたお寺ですが、天正年間の兵火で焼失、
大正2年(1913)に再建されたようです。
山号の由来は、弘法大師が寺の麓で身重の女性が苦しんでいるの見かけ、唐から持ち帰られ
た大日如来像をご本尊の胸に納め、栴檀の香を焚いて護摩修法をされると無事男の子を出産
したと伝えられております。
弘法大師は安産子育て、身代わり女人成仏の四誓願と秘法を寺に伝え、ここを霊場に
定められました。栴檀山はこれに由来します。
手を合わせ その手の中の温もりは
この世の安らぎ 我に賜る
合 掌
福 江
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第61番札所香園寺〜第62番札所宝寿寺までの距離:約1.4km