四国八十八カ所
巡拝

風景

第58札所作礼山仙遊寺

ご本尊:千手観世音菩薩を

<ご真言>
おん ばざら たらま きりく そわか

<ご詠歌>
たちよりて きれいの堂にやすみつつ
六字をとなえ 経をよむべし

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

作礼山仙遊寺(されいざんせんゆうじ)とは
「おされさん」の名で親しまれているお寺は、標高300mの作礼山の山頂にあります。
天智天皇の勅願により越智守興が建立したのが始まりだと伝えられています。
本尊の千手観世音菩薩は天智天皇の守護仏で、海から竜登川を昇ってきた竜女が
一刀刻むごとに3度拝んで造り上げた竜女一刀三礼の作という説もあるようです。
作礼山という山号はこれに由来します。
その後、阿坊仙人という高僧が、40年間ここで修行をしていたが、ある日仙人の姿が
雲と戯れるがごとく消えてしまったから仙遊寺と名付けられました。
その後寺は荒れてしまい、平安時代に弘法大師が再興され,寺は栄えたと云うことです。

修行僧 戴くこの路一歩にも
有難いありがたいの菩薩行

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第58番札所仙遊寺〜第59番札所国分寺までの距離:約6km