四国八十八カ所
巡拝

風景

第56番札所金輪山泰山寺

ご本尊:地蔵菩薩

<ご真言>
おん かかび さんまえい そわか

<ご詠歌>
みな人の 参りてやがて泰山寺
来世の印藤 たのみおきつつ

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

金輪山泰山寺(きんりんざんたいさんじ)とは
弘法大師がこの地を巡錫していた弘仁6年(815)、豪雨のため蒼社川が氾濫。
当時この川は、毎年のように氾濫しており、地元の人たちは「人取川」と呼び
「氾濫は悪魔の祟りにより起こる」と恐れていました。
そこで弘法大師は村人たちを指導して堤防を建設、土砂加持の秘法を7座厳修され
その満願の日、延命地蔵が空中に出現、弘法大師は示現した地蔵尊を刻んでご本尊とし
泰山寺を建立されました。
寺名は、延命地蔵十大願の第T「女人泰産」から取られたとされています。

唯一つ 戴く命の重みには
礼を尽くして 心新たなり

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第56番札所泰山寺〜第57番札所栄福寺までの距離:約3km