四国八十八カ所
巡拝
第54番札所近見山延命寺
ご本尊:不動明王
<ご真言>
のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ
まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん
<ご詠歌>
くもりなき かがみのえんと ながむれば
のこさずかげを うつすものかな
<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
近見山延命寺(ちかみさんえんめいじ)とは
寺の始まりは天平年間(729〜749)行基が不動明王を刻んでご本尊とし、近見山の頂に
七堂伽藍を建立したのが始まりだと伝えられており、平安時代になって嵯峨天皇の勅願
により弘法大師が来錫、当時かなり荒れていた堂宇を近見山円明寺の寺号で再興されたと
伝えられています。
しかし度々の兵火に遭い、寺は移転し江戸時代に現在の場所に移り、明治時代に入って
延命寺に改称されています.
ご本尊の不動明王は、頭に宝冠をを戴いていることから宝冠不動と呼ばれております。
また、再三の火災に遭ったのに難を免れておられるので火伏せ不動とも呼ばれていると
云われております。
お不動さま ご真言お唱え奉ります
我にも花が 添えられてます
合 掌
福 江
- 第55番札所別宮山南光坊べつくさんなんこうぼう)
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第54番札所延命寺〜第55番札所南光坊までの距離:約3.6km