四国八十八カ所
巡拝

風景

第50番札所東山繁多寺

ご本尊:薬師如来

<ご真言>
おん ころころ せんだり まとうぎ そわかく

<ご詠歌>
よろずこそ 繁多なりとも怠らず
諸病なかれと 望み祈れよ

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

東山繫多寺(ひがしやまはんたじ)とは
天平勝宝年間(749~757)に孝謙天皇の勅願所として行基が薬師如来を刻み開基したと
伝えられています。
当時、孝謙天皇は目を患っていたといわれ、母親の光明皇后も病弱だったと云われて
おりました。
光明寺の寺号と、薬師如来がご本尊ということに、孝謙天皇の思いが感じられます。
弘仁年間(810~824)には弘法大師が巡錫。この寺を四国八十八カ所第50番霊場に 定め、名前を繁多寺に定められました。

花もあり 実もあるこの地の安らぎは
線香のけむり 木々に漂う

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第50番札所繁多寺~第51番札所石手寺までの距離:約2.8km