四国八十八カ所
巡拝

風景

第44番札所菅生山大宝寺

ご本尊:十一面観世音菩薩

<ご真言>
おん まか きゃろにきゃ そわか

<ご詠歌>
いまの世は 大悲の恵みすごうさん
ついにはみだの ちかいをぞまつ

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

菅生山大宝寺(すごうざんだいほうじ)とは
大宝元年(701)、文部天皇の勅願により寺院が建立され、弘法大師は 弘仁年間(810〜824)、ここで秘法を行い、第44番の霊場に定められました。

 再々の火災による焼失もあり、現在の建物は大正時代に再建されたようです。
 そんな大宝寺は菅生山の山上にあり、うっそうと茂った杉木立の参道を登っていくと
 仁王門にたどり着きます。
 門の左右で睨みをきかせる金剛仁王は室町時代の作と云われております。
 44番札所であるので、札所の数では中間点であるにもかかわらず、距離の上では
 ここまでで全行程の三分の二を過ぎているようです。

年輪を重ね創られこの行道
足音だけは 今でも初音

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
44番札所大宝寺から45番札所岩屋寺までの距離:約10km