四国八十八カ所
巡拝

風景

第42番毘盧遮那院仏木寺

ご本尊:大日如来

<ご真言>
おん あびらうんけん ばざら だとばん

<ご詠歌>
草や木も 仏になれる仏木寺
なお頼もしき鬼畜人天

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

毘盧遮那院仏木寺(びるしゃないんぶつもくじ)とは
大同2年、弘法大師がこの地を巡錫中、牛を引いていた老人に出会い勧められるままに
牛の背に乗せられると、近くの楠の梢で光を放つ宝珠を発見され、この宝珠は弘法大師が
唐のから帰る際に、三鈷と共に東へ向けて投げた宝珠と似ていたため、弘法大師は仏縁を
感じ、その楠を刻んで大日如来を彫り、その宝珠を仏像の眉間に納めこれをご本尊として
お寺を建立されました。

 その後、牛馬の守り仏として信仰されております。
 また、「南予七福神」のお寺でもあり、境内には、七福神の石像が祀られております。


善悪も 無きあの世の安らぎは
我にも賜る み仏さまのご加護

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
42番札所仏木寺から43番明石寺までの距離:約11km