四国八十八カ所
巡拝

風景

第40番札所平城山観自在寺

ご本尊:薬師如来

<ご真言>
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

<ご詠歌>
心願や 自在の春に花咲きて
浮世のがれて住むや けだもの

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

平城山観自在寺(へいじょうざんかんじざいじ)とは
徳島県の1番札所霊山寺から最も遠い観自在寺は,お遍路の裏関所と云われており、いよいよ
愛媛県伊予の国、菩提の道場に入ります。

 第51代平城天皇の勅願所として、大同2年(807)弘法大師が開かれたこの寺には、弘法大師
 が、1本の霊木から刻まれたと云われるご本尊の薬師如来、脇仏の阿弥陀如来、
 十一面観世音菩薩が安置されており,ご本尊の薬師如来は50年に1度のご開帳という秘仏
 で、次のご開帳は2034年の予定と云われております。
 天皇家から庶民に至るまで幅広い分野の人々の信仰を集め、日本の4箇所の鎮守の一つでも
 あったようです。

 境内には、火災により全焼した本堂を復元しまた大師堂も改築され廻廊には
 四国八十八カ所霊場のお砂が敷き詰められており、その大師堂の周りを歩くと四国霊場の
 お砂巡りが出来ます。


私にも この地に たどる教えとは
今の念仏昨夜の感謝

合掌

福 江

<お遍路ガイド>
40番札所観自在寺から41番札所龍光寺までの距離:約50km