四国八十八ヶ所札所
巡拝
第36番札所独鈷山青龍寺
ご本尊:浪切不動明王
<ご真言>
のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ
そわたや うん たらた かんまん
<ご詠歌>
わずかなる 泉に住める青龍は
仏法守護の誓いとぞ聞く
<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
独鈷山青龍寺(とっこざんしょうりゅうじ)とは
唐の青龍寺で恵果阿闍梨から真言密教の秘法を授かった弘法大師は、師の恩に報いるため
に、青龍寺を建立しようと唐から仏具の独鈷を東の空に向かって投げられました。
帰国した弘法大師が、この地で老松の木に留まっている独鈷杵を見つけ、嵯峨天皇
(在位809〜823)に奉上され、早速浪切不動明王を刻み、堂宇を建てられました。
この浪切不動明王は、弘法大師が、唐の国から帰国中海で嵐に遭い難破しかかると
不動明王が現れて宝剣で、波を切り開き難を救ったとされています。
ご本尊の浪切不動明王は、その時の姿を刻んだものとされています。
弘法大師が、唐の国から投げられたという独鈷は、本堂に納められており、同時に
投げられた3鈷と五鈷はそれぞれ足摺岬と高野山に落ちたと云われております。
ありがたき お不動さまのご真言
何時しかお傍に いすわせられる
合 掌
福 江
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第36番札所青龍寺〜第37番札所岩本寺までの距離:徒歩約60km(18時間)