四国八十八ヶ所札所
巡拝

風景

第26番札所龍頭山金剛頂寺

ご本尊:薬師如来

<ご真言>
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

<ご詠歌>
往生に 望みを軽く極楽は
月の傾く西寺のそら

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

龍頭山金剛頂寺(りゅうずざんこんごうちょうじ)とは
大同2年嵯峨天皇の勅願により、弘法大師さまが密教道場を創建。ご本尊の薬師如来を刻まれ
ました。

 正倉院様式として建てられた霊宝館には、平安時代末期作の木造阿弥陀如来像、白鳳時代
 の銅像観音菩薩立像、鎌倉時代の真言八祖像など国の重要文化財が収蔵されております。
 真言八祖像は、竜猛(りゅうもう)、竜智(りゅうち)、金剛智(こんごうち)、
 不空(ふくう)、善無畏(ぜんむい)、一行(いちぎょ)、恵果(けいか)、空海
 (くうかい)の八人の像で出来ております。
 この寺は、室戸岬にある最御崎寺が「東寺」と呼ばれているのに対して、「西寺」と
 云われております。


念仏を唱えて歩くこの道は
勿体ないもったいないと 教えられ

合 掌

福 江

<お遍路ガイド>
第26番札所金剛頂寺から第27番札所神峯寺までの距離:徒歩約33km(12時間)