四国八十八ヶ所札所
巡拝
第21番札所舎心山太龍寺
ご本尊:虚空蔵菩薩
<ご真言>
のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん
ありきや まりぼり そわか
<御詠歌>
太龍の 常にすむそやげに岩屋
舎心聞持は守護のためなり
<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
舎心山太龍寺(しゃしんざんたいりゅうじ)とは
標高600mの山頂付近にあり、麓から境内までの4kmの急な参道は、焼山寺、鶴林寺と
歩いてきた「阿波の三難所」の中でも最大の難所です。
桓武天皇の勅願により開基した寺で、弘法大師さまが刻まれた虚空蔵菩薩をご本尊として
安置されております。
この場所から600m行った所に、弘法大師さまが虚空蔵求聞持法の修行をした舎心ヶ嶽が
あります。
この修行は、精進潔斎して虚空蔵菩薩の印を結び、真言を百万遍念誦するものです。
この時の修行僧としての弘法大師さまの容貌は奇怪という外はなく、荒縄を帯とし、布は
ぼろぼろに破れ錫杖の輪は、はづれ、町で托鉢を行うと石をぶつけられるほどの姿で
あったようです。
石段を 一歩踏みしめ又一歩
遥か上段に仏さまおわしまする
合 掌
福 江
- 第22番札所白水山平等寺(はくすいざんびょうどうじ)
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第21番札所太龍寺〜第22番札所平等寺までの距離:約11.5km