四国八十八ヶ所札所
巡拝
第18番母養山恩山寺
ご本尊:薬師如来
<ご真言>
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
<御詠歌>
子を産める その父母の恩山寺
訪らひがたきことはあらじな
<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
母養山恩山寺(ぼようざんおんざんじ)とは
聖武天皇の勅願により、行基が厄除けの薬師如来像を刻みご本尊として開基したと伝えられ
ております。
この寺は元は女人禁制であったため、弘法大師さまがこの寺で修行していた時、
母の玉依御前さまが、訪ねてこられたけれども会うことが出来なく、そこで母のために
滝に打たれて修行し、女人解禁の秘法を修め母を迎え、孝行を尽くされたと云われて
おります。
やがて母は、ここで髪を切って出家され、弘法大師さまは寺号を母養山恩山寺とされました.
境内左側の大師堂と隣り合わせに玉依御前さまの剃髪所があります。
これは母が出家した際、神を奉納し祀ったお堂です。
孝行と ご恩に報いて孝養を
想う母の温もり今は遠くに
合 掌
福 江
- 第19番札所橋池山立江寺(きょうちざんたつえじ)
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第18番札所恩山寺〜第19番札所立江寺までの距離:4.1km