四国八十八ヶ所札所
巡拝

風景

第5番札所無尽山地蔵寺

ご本尊:勝軍地蔵菩薩

<ご真言>
おん かかび さんまえい そわか

         

<御詠歌>
六道の能化の地蔵大菩薩
導きたまえこの世のちの世

<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛


無尽山地蔵寺(むじんざんじぞうじ)とは
弘法大師さまが弘仁12年(822)に嵯峨天皇の勅願により開基され、その時刻まれたのが
5.6センチと小さいが甲冑(かっちゅう)を見に付け馬にまたがった勇ましい姿の
勝軍地蔵菩薩(しょうぐんじぞうぼさつ)でした。

 本堂に安置された延命地蔵菩薩の胎内に納められた秘仏であり、その名のとおり戦いに
 勝ち、戦いの場から生還するように守ってくれる、と信仰されてきたようです。
 源頼朝をはじめ多くの武将の信仰を集めたようです。

 本堂裏の石段を登ると、五百羅漢を安置した奥の院があります。
 羅漢(らかん)とはお釈迦さまの弟子で、人間として最高の境地に達した者のことを
 言います。
 どの顔も、如来や菩薩とは違い、人間味のある身近な人々を想わせられます。

慈しむ お地蔵さまの微笑は
我の心に安らぎを与えられ

合 掌


福 江

<お遍路ガイド)
第5番札所地蔵寺〜第6番札所安楽寺までの距離:約5.2km