四国八十八ヶ所札所
巡拝
第39番札所赤亀山延光寺
ご本尊:薬師如来
<ご真言>
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
<ご詠歌>
南無薬師 諸病膝徐の願こめて
詣る我が身を 助けましませ
<弘法大師・ご真言>
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
赤亀山延光寺(しゃっきざんえんこうじ)とは
延光寺は、神亀元年(724)聖武天皇の勅願により、行基が薬師如来を刻みご本尊として
安置し、同党を建てたのが始まりと云われております。
後に、巡錫中の弘法大師さまが、日光・月光の両菩薩を刻んで脇侍として安置し39番札所
と定められました。
弘法大師さまは、住民が水不足に苦しんでいるのを知り、錫杖で地面を突くと清水が
噴き出し村の住民を救ったと云われており、この水は「眼洗い井戸」と呼ばれ目の病気に
ご利益があると云われております。
一方、境内の池に棲んでいた赤亀が、竜宮から金を背負ってきたと伝えられる鐘には
延喜11年(911)の年号が刻まれ、国の重要文化財に指定されております。
有難い 勿体ないと手を合わせ
この身に霊水を賜り
合 掌
福 江